酵母とともに生きる

伊豆酵母 — 伊豆の豊かな自然が育んだ天然酵母

伊豆酵母は伊豆天城山で採れた野生の天然酵母です。
伊豆天城山は、三方を海で囲まれた半島のほぼ中央に位置します。
そのため太平洋を北上する黒潮の影響を受け、
温暖な気候に恵まれた地域です。
日本有数の多雨地域でもあり、
その雨が森を養い豊かな環境をかたちづくっています。
伊豆酵母は、こうした自然の恵み受けた伊豆天城山で育まれました。

駿河の風が、伊豆天城山を通り伊豆酵母を運びます。
運ばれた伊豆酵母は、森の浄化された空気の中、
夜露、朝露に混じり果物に舞い降ります。
伊豆酵母は、こうした自然の循環の中、採取されています。

伊豆酵母を育む自然の恵み

  • 駿河の風黒潮の影響による暖かい風が、温暖な環境をつくります。
  • 天城の森「森林浴の森」日本百選にも選ばれる豊かな原生林です。
  • 静岡の実静岡は日射量が多く排水性の良い、みかんづくりに適した環境です。

酵母とは? — おなかの中を発酵工場に

酵母とは「酵母菌」ともいい、生きた微生物です。発酵のはたらきで、味噌や漬けものなどの発酵食品をつくり、古くから私たちの食生活に深く関わってきました。善玉菌は、からだに入ると腸管に常在する微生物たちのバランスをととのえ、働きを促進します。その結果、お通じがよくなるなど、腸の機能を助けるいわば発酵工場のような役割を果たします。酵母飲料にも多くの酵母菌が含まれ、飲むと元気な酵母菌がおなかへと運ばれ、はたらきを補います。

なぜ今、酵母なの? — 日本人に適した酵母

昔の日本人は、味噌や漬けものなど酵母によってつくられる発酵食品を日常的に食べていました。しかし、近年は加工が施された無菌食品が増え、良質な酵母をとる日本人が減少してきました。その結果、生活習慣病や栄養過多など、健康に影響が出ています。 もともと穀類・野菜中心の食生活である日本人にとって、その発酵や分解を助け、繊維質を食べやすくする酵母は、健康維持に適した菌です。現代の日本人にとって酵母をとることは健康にとても良いことなのです。

伊豆の酵母飲料 — 大自然の力を体内に。酵母を体内に。飲む酵母。

第一酵母の酵母飲料は、昭和初期に東京帝国大学(東京大学)理学部卒の多田政一によって発明されました。天然酵母を活用した発酵食が、日本人の健康食であることに着目した政一は、静岡県の伊豆で天然酵母を研究。伊豆天城山の大気中や緑葉樹の葉などに生息する、大自然が育んだ野性の天然酵母(伊豆酵母)を採取し、 国産のフルーツに付着・自然発酵させた濃縮タイプの飲料を完成させました。本品は栄養素ではなく、微生物を摂取していただくために開発され、誕生から長い年月がたった今も、多くのお客様の健康維持に役立っています。